カッパとボードゲーム

カッパがひたすらプレイしたボードゲームのレビューをするブログ。脱出ゲームの感想も書いてます。

TRPGライクな協力型ゲーム『アンドールの伝説』の評価・感想

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TRPGは敷居が高い……という人も安心。

カードとダイスで物語が繰り広げられる協力型ファンタジーボードゲーム。

アンドールの伝説 拡張セット 北方への旅立ち 完全日本語版

アンドールの伝説 拡張セット 北方への旅立ち 完全日本語版

 

どんなゲーム?

プレイヤーは戦士、狩人、魔法使い、剣士の四人の勇者となり、アンドール王国に降りかかる災いに立ち向かう。

行動をするごとに時間を消費し、時間が一定数進むと物語イベントが起きる。

(時間が経ちすぎるとゲームオーバー)

四人で話し合わなければとてもクリアできない難易度。歯ごたえのあるファンタジーを経験できます。

 

特筆すべきはモンスターを倒しても時間が1進んでしまう事。

そのため、雑魚キャラと戦いすぎると間違いなくゲームオーバーになってしまいます。

ゲーム開始時に無数の敵が登場する訳ですが、誰を倒して誰を放置するべきか、その相談が攻略のカギとなります。

勝利が近づくほど同時にタイムリミットが近づくので、常にスリリングな展開を味わえます。

また、このゲームはバランスが非常にうまく設計されていて、「この状況でサイコロの目がぎりぎり1足りてクリアした!」、「サイコロの目が1足りずに死んでしまった〜」など、すごくギリギリの駆け引きを味わう事ができます

一緒のマスや隣接マスにいればプレイヤー同士の「同時攻撃」もでき、これが非常に攻略で重要となります。

ギリギリのタイムリミットの中で、どの敵キャラから撃破していくか……議論しながらワイワイ楽しみましょう。

ここが良い

  • ゲームマスター無しでもできる。(指定のタイミングで誰かがカードを読み上げれば良い)
  • 協力しなければとても勝てない設定。
  • ダイスを振る時の盛り上がり。
  • イベントも全てサイコロ判定なので、先が読めない楽しさ。
  • ファンタジーの雰囲気満載。
  • 常に絶望的な状態から物語が始まるので、クリア時の達成感が凄い。

ここが惜しい

  • 1章をプレイするだけでもだいぶ時間がかかる(下手すれば3時間以上) ※1
  • 初回のみ、ルール理解に時間がかかる。(戦闘のダイス判定や時間判定など)
  • シビアな難易度(少し難しすぎ?)
  • セットが大きいので持ち運びには不便。遊ぶスペースもけっこう必要
  • 敵がゾロ目を出した場合の攻撃力の高さがやばい。しかも長時間プレイしてれば5か6のゾロ目が一度くらいは出るので事故死の確率はある

 

※1 準備にもけっこう時間がかかるので、あらかじめ準備しておけばだいぶ短縮になります。

 

余談:最終章のドラゴン

組み立てパーツを使って登場する外見も非常に格好いいドラゴン。

尋常じゃない強さを誇るため多くのプレイヤーが撃破方法で頭を悩ませたと思います。

 

少しハメ技っぽいですが、自分たちの場合は「ドラゴンレベル上げ」という方法を使いました。

ドラゴンには勝負で敗れてもなんらかのイベントが発生します。

その内一つだけ、所持品を捨てれば「攻撃力プラス1」というものがあるんですよね。

 

なので敗北覚悟で激突していけば、いつか攻撃力が高くなりドラゴンと互角に戦えるようになるかも……。

ドラゴンがゾロ目を出した場合? その時は己の不運を嘆くしかないですな。

 

余談 ゲーム作りが好きな人は

伝説6はブランクカードになっていて、自由にゲームを作成する事ができます。

ゲームをプレイして「自分ならこういうストーリーを作るな……」とか思ったらぜひ挑戦していただきたい。

ただ、バランス調整が絶妙なゲームなのでモンスターの数とか設定してからテストプレイなど骨が折れそう。でも、盛り上がる事は間違いなしなのでオススメです。